デュアルショック4のアナログスティックの挙動がおかしくなっても諦めなくていい

デジモノ

PS4を中古で購入したは良かったのですが、デュアルショック4(以下DS4)のアナログスティックが壊れていて、L側は左に押し続けられる、R側は上に押し続けられるという苦痛を味わいました。

分解して清掃もしてみたのですが、改善せず。

関連記事:DualShock4の分解清掃でアナログスティックの動作異常が直らなかった件

結局、激安のコントローラーを購入して凌いでいたのですが、やはり安いものはそれなりにしょぼいものです。

そんな中、こんな製品を見つけました。

アナログスティック単品・・・

これを付け替えれば、、、アナログスティックは直るはずです。

さて、どうだったでしょうか。

分解して、ハンダを吸い取らなければならない

交換用のアナログスティック、、、あまり馴染みのない方には訳が分からないと思いますが、アナログスティックは電子基板にハンダ付けされています。

となりますと、アナログスティックを外す為には、ハンダ吸い取り機なるものが必要になります。

こんなものね、、、人によっては見たことも聞いたこともないものでしょう・・・

このような簡易的なものもありますが、

これでDS4のアナログスティックのハンダが外せたら天才だと思います・・

ですので、基本的にはお高いハンダ吸い取り機(ハンダを溶かしながらエアーでハンダを吸い取るもの)が無いとDS4のアナログスティックの取り外しはできないです、要するに、作業できる人は限られます。

電子基板を扱う勤め先だったらあるはず・・

私は勤め先にハンダ吸い取り機がありますので、今回は休日にこっそり勤め先へ行って借りて作業を行いました。

分解手順は参考記事を見ていただくとして、

参考記事:DualShock4の分解清掃でアナログスティックの動作異常が直らなかった件

電子基板状態まで分解できたら、はんだ吸い取り機でアナログスティックのハンダを吸い取っていきます。

こんな感じでハンダを吸い取ります。

吸い取った結果がこちら、

右側だけを吸い取った状態です、吸い取るハンダの箇所は14箇所・・・マジではんだ吸い取り機が無いと不可能です。。

因みに、上3つのハンダの一番右ですが、、いわゆるベタGNDになっている、且つ、スルーホールですので、ハンダを完全に吸い取ることはできません。。

とりあえず、ベタGND以外を根性でハンダを外して、アナログスティックが取れる状態まで持っていきます。

グリグリしてアナログスティックを外す

ベタGNDは完全には外せませんので、それ以外の部分をグリグリして外していきます。

とりあえず根性で外したのですが、ベタGND部分は端子を折って取り外しました、その後ベタGNDに残った端子を取るのがまた苦労したのです。。

マジで設備整っていないとアナログスティックは外せません。

その後もう一個も外しました、次は慣れてきたのか、うまく外すことができました。

端子を折ることもなく、ハンダの穴が埋まることもなくうまく外れました!

修理用のアナログスティックをはんだ付けする

元のアナログスティックを取り外したら、お次は修理用のアナログスティックを取り付けます。

こんな感じでアナログスティックをつけていきます、端子が曲がっていると穴に刺さりませんので、ある程度曲がりを直しておくと簡単に入ります。

アナログスティックが穴に差し込めたらあとはハンダするだけです。

ハンダを吸い取るのは大変でしたが、、、はんだ付けするのは簡単ですわ・・・

完成!

あとは組み立てるだけです。

さて、、動作はというと

問題は、アナログスティックの挙動が直っているかどうかです。

自宅に戻ってFF7を起動しクラウドを動かした結果・・・

やりました!クラウド勝手に左に走りません!!

無事直りました、最初からこの方法に気付いていれば、、ぼろいコントローラーを買うこともなかったのですが、、まあしょうがありません。

アナログスティック交換は設備の整ってる人だけ

このように無事アナログスティックの修理が完了したわけですが、この作業はとにかく設備が整っていなければ不可能です。

ハンダ吸い取り機、という少々高級な設備を持っている人、もしくは使える立場にある人しかアナログスティックの交換はできません。

交換できる環境にある人は、DS4のアナログスティックが死んだら、修理用のアナログスティックを購入して交換にチャレンジしてみるとお得だと思います。

因みに、今回の修理にかかった時間は1時間程度です、、、お初の作業だったのでやや時間がかかってしまいました、次回はおそらく30分くらいでできるとは思いますが、、、どうでしょうね、もうやりたくは無いですが・・・

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