テイクアウトが増えているが容器というゴミが増えるのはいただけない

ミニマリズム

外出自粛によりテイクアウト需要が増えている、私の行きつけの中華料理屋も店には誰もこないけれども持ち帰りはちょくちょく電話がかかってきていた。

世の中の仕組みが変わってお持ち帰りにシフトするのは理解できる。

ただ、お持ち帰り用に容器という新たなゴミが増えるのは何か違和感を感じる。

洋服や家電などであれば元々包装されているが、飲食店の場合、容器ありきで設計されているわけではない。

何か良い方法はないものか。

そう考えると、昔の出前というシステムは画期的であった、回収という手間はかかるが容器は再利用する事でゴミの発生を最小限にしていた。

すべてはお手軽な使い捨て容器、というものの誕生によって便利になった事が、逆にゴミを増やす結果となった。

歴史は繰り返される、今こそ大昔の出前システムを再興させてはどうだろう。

と思ったが、良く考えるとプラゴミはリサイクルされているのだからいいか、、、いや、マイクロプラスチック問題もあるから、やっぱり出前システムの再興が必要だ・・・

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出前というシステムをご存じだろうか

令和の現代、未だに出前というシステムを採用している店舗がある。

どのように行うかと言うと、、、

①電話をして(もちろん電話しかない)

②オカモチと呼ばれる出前箱を持ってきて

③現金で支払い

④ウツワを洗ってオカモチを玄関に置いておくと回収される

というシステムだ。

Uber eatsを私は使った事が無いのでよくわからんが(田舎にはそんなおしゃれなシステムはない)、上記の④の作業がないだけであとは同じようなモノだろう。

このシステムのすごいところはウツワが使いまわせる、と言う点にある。

昔は牛乳瓶も使いまわされていた??

私が保育園の頃だろうか、うちのじいちゃんは毎日牛乳を飲んでいた、そして、私も牛乳を飲まされていた、当時は牛乳は体にいいという間違った知識が受け入れられていた為に、毎日毎日牛乳を飲んだものだ。

その時の牛乳は、、、ビンであった、そして、そのビンは毎日毎日回収されていたのだ。

そのビンがどうなったのかは知らない、もしかしたら洗って再利用されているのかもしれないし、ビンとしてリサイクルされていたのかもしれない。

どっちにしろ、回収する、ということがルーチン作業として成立していたわけだ。

出前システムは難しいかもしれないが、器を売ればいいのでは?

今更回収の手間を追加するのは単純に出前の料金の増加を意味する、料金増加を許容するのならばそれでOKだが、まあ、そうはいかないだろう。

ならば、テイクアウトの際に器を持参するシステムはどうだろうか。

牛丼屋などであれば店舗に行ってから作って出来上がってくるわけだから、、器を売って、器を持参してきたら10円引き!

みたいな感じにしたら意外と流行るんじゃないだろうか、みんな節約大好きだから。。

とは言え、、、ウイルスの影響でえらい状況になっているのだから、持参した器を使わせてもらえる何てことはあり得ないか、残念。

私は店舗内で食べ続ける

そんな私はどうするかと言うと、テイクアウトはしない、なぜなら、ごみが増えるからだ。

私の部屋には何もない、ごみ箱も無いからテイクアウトした容器を捨て置く場所もない、ならばどうするかというと、スーパーの弁当ならばイートインスペースで食っていくし(この場合はゴミは減らない・・・)、店舗が営業していればイートインする。

要するにゴミを増やさない為には?少しでも多くの人がミニマリストになればいいって事だ、ゴミを置く場所があるからゴミが増える事が気にならなくなる。

ゴミを置く場所が無くなればゴミを持ち帰る事に躊躇する。

出前システムの再興か、ミニマリストの増殖か、コロナショック後の世界が楽しみだ。

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