節約に一番大切な事は、中古品に対する違和感を無くす事である。

 5mlの香水を半年以上かけて使い切った為、久しぶりに購入する事にした、さて、どこで商品を探すかというと、メルカリなのである。

 今回はメルカリで新品未使用ではない物を購入した、5mlの香水2つが300円であった。

 かなりの激安品である、前回購入した時は、新品未使用であったが580円であった、約半額で2つ購入できているから約4倍もお得であるということになる。

 このように節約で得をしたければどうしても手に入れなければならないマインドがある。

 ・中古品に対する違和感をなくす

 ということである。

 

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人の使ったものは使いたくないという幻想

 中古品を使う事ができないという人は良くいる、そのような人達はほぼほぼ潔癖症であったりするのである。

 潔癖症を直すのは簡単ではないだろうが、単純に考えてみてほしい、自分が毎日使っている物などは正直相当汚れている、使っている人が他人だろうが自分だろうが、同じように非常に微細なレベルで考えると日々汚れているのである。

 電車の椅子、カフェの椅子、病院の待合室、どこも同じである、全ては他人が使った後の物である。

 人の使ったものを普段なんの違和感もなく使っているのである、要するに人の使ったものは使いたくないというのは幻想であり、実は私達は人の使ったものなどいくらでも使っているのである。

 まずはこのことに気付ければ節約への第一歩を踏み出せる。

 

必要な物は意外とメルカリで手に入る

 冒頭で購入した香水であるが、これは正直メルカリでしか手に入らない。

 5mlの香水というのは5個セットで空港の免税店等で売っている物であり、昔は楽天でも売っていたが最近はめっきり見なくなった。

 しかし、この見なくなった製品が今やメルカリで大量に見かけるようになったのである、要するに、使うと思って買ったはいいが、使いきれなかった人達が大量に存在するのである。

 そして、不要になった人から格安で必要な人へ受け継がれていく、というサイクルが回っているのである。

 ここで大事なのが、使いかけですらも気にしないというマインドである。

 我々はすでに人の使ったものへの違和感は解消した(はずだ)、さらには使いかけの物であってもまだ使えるのならば使うというマインドセットを手に入れれば、もっと節約ができるという事なのである。

 そしてお次は高額な商品に対しても違和感を消していくのである。

 

新車は必要ない

 田舎であれば車は必須である、皆、なにも考えずに新車を購入している、今や軽自動車であっても200万円を超えるものが多くなってきた、それを当然のように購入するのである。

 200万円である、香水の数百円とはわけがちがう。

 なぜ故に人は200万円もの大金を新車というものにささげる事ができるのだろうか、それは、中古車でもまったく問題ないという事を知らないからである。

 はっきり言おう、10万キロ・10年落ちの車であってもまったく問題はない!!

 車の機能は人をとある地点へ楽に運んでいくという事である、10万キロ走っていようが、10年前に製造された車であろうが、この機能はまったく損なわれてはいない。

 この事実に気付けるかどうかで大幅な節約を達成できるかどうかが決まる。

 ちなみに、私の車は13年落ちで13万キロを走行していた24万円の軽自動車である、この車で片道170kmを下道で4時間かけて遊びに行くことも可能なのである。

 もはや、現代の車は中古車でまったく問題ないのである、そして、車に続きさらに大きな値段のものがある。

 

新築の家は必要ない

 私の居住地は田舎である、土地は余っている、となると結婚すると皆家を建てるのである。

 その費用は2000万円以上である、2000万である、香水の数百円とは次元が全く違う。

 住居であっても、車と考え方は全く同じである、中古住宅であれば10年と少し経てば半額以下の値段になるものもある。

 2000万円の半額といえば1000万円である、1000万円も得することになるわけである、ここに皆考えが至らない。

 さらには賃貸という選択肢もある、8万円の家賃であったとしたならば、2000万円あれば21年間住める、もちろん2000万円を長期のローンで買えば利子分を合わせると総額は3000万円になったりもする、そうすると8万円の家賃であれば30年間以上住む事ができる。

 30年も経った家はどのような状態かというと、価値は0である、なんとも寂しい話である。

 そんな私の住んでいる場所は築30年以上の鉄筋マンションである、家賃は25000円、新築である必要がるかどうかの意味をよく考える事が必要だ。

 

新しい事にこだわる必要があるかどうかを真剣に考えよう

 確かに新築の家はいい、確かに新車は良く動く、確かに最新のiPhoneは快適だ。

 しかし、新しい物から得られる価値・体験がその金額に見合っているかどうかを考えてみるのもいいと思う。

 家は雨風を防ぎ寝られる事、車は目的地へ早く移動する事、スマホはネットにつながる事。

 これらの事は中古品であっても十分目的を達成する事ができるのである、そして、その値段差は大きなものであれば10倍以上の差がある。

 新しい物へのムダなあこがれと中古品に対する違和感という幻想、これらを取り除く事が大きな節約を生む事に必要なマインドである。

 本当に自分にとって必要な物はなんなのか?考えてみると節約が捗るかもしれません。

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