誰しも現実を知りたくない、だが、現実を知る事から全てが始まる

 街コンに参加した後輩にその後の成果を確認したところ、

 後輩:「全滅です・・・」

 という、しかし、少し聞いてみると連絡先を交換した全員に連絡していないという、なぜだと問い詰めるとこんな事を言い出した

 後輩:「地雷に自ら飛び込む事はできません・・・」

 などとふざけた事をぬかしやがるから私は言ってやった。

 私:「お前自身が地雷じゃないとでも思ってんのか!さっさと今から全員に連絡しろ!」

 彼は自分の立ち位置というのが分かっていないのである。

 

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恋愛市場における自分の立場を客観視できているか

 後輩は街コンに参加していた比較的綺麗な人だけに連絡し、そして断られた事実を持ってきて

 「振られました」

 などとほざいている、振られるのは当たり前である、なぜなら後輩の恋愛市場におけるスペックは著しく低いからである。

 そこで、何度か説教はしたのであるが、改めてこんこんと説教を開始した、自身の現実というものがどういう状態であるかということを。

 身長は低く、体型はデブ、髪型はセットできておらず、ファッションはダサい、大して年収があるわけでもなく、人の顔色を窺ってビビっている、会話が面白いわけでなく、自分の体型や髪型、ファッションセンスを磨く為の努力をしているわけでもない。

 こんな人間に誰が恋愛感情を抱くのだと。

 そして、こんな人間が、街コンに参加した女性に序列をつける権利などまったくないという事をこんこんと説教したのである。

 

現実をつきつけられて凹む

 みんな現実を直視するのが怖いのだろう、これだけの現実を突きつけた結果、後輩は案の定凹んでしまい、黙りこくっている。

 現場には他にも後輩がいたのであるが、少なからず上記に挙げたような現実への指摘事項が当てはまる人間もいたために、みんなして黙りこくってしまった。

 さらに追い打ちをかける

 私:「お互いの欠点を慰め合って生きるのはやめろ」

 と、、、みなお互いの欠点を指摘することなく、慣れ合って、慰め合って生きている、本当は彼女がほしいくせに、俺は別に欲しくないんですなどとしょうもない事を言う。

 現実を直視する事、自分の本心から逃げて、楽な生き方を選んでいるという事実を指摘されて何も言えなくなっているのである。

 

現実を認識し改善する事から始まる

 みんな勤め先で仕事をしているのだ、毎日現状を把握し問題点を明らかにして改善するというのが仕事である、彼らは毎日仕事を通して自然に行っている事である。

 これが自分自身の事となると、とたんに盲目になってしまう、自分に甘くなり、楽な方向へ流れてしまう。

 自分自身の改善も仕事と同じである、自分の立ち位置・現実を把握し、問題点を少しずつ改善していくのである。

 前述の後輩でいえば、身長はどうしようもないが、体型や髪型、ファッションは努力でいくらでも改善する事ができる、それをしないうちに、自分の事を棚に上げて女性の事をとやかく言う筋合いはないのである。

 

そもそもダイエットのやり方も知らない

 自分の問題点を把握したところで、彼らは改善方法をしらないという別の問題も発生する。

 何しろ今までまったく努力せずに自堕落に生きていたのだから、ダイエットの方法などをまともに調べた事もないのである。

 今や無料でいくらでも情報が溢れている、しかし彼らにはその情報は目に入らない、自分が楽に生きる為の方法や、くだらないゴシップなどの情報しか目に入らない。

 なぜなら、自分を磨くという認識がない為に、それらの情報を受け取る準備がまったくできていないからである。

 まずは自分の認識を変える必要があるのである。

 ダイエットや筋トレ、ファッションや女性にモテる方法などといった情報を自然に自分が認識するように考え方を変えなければならないのである。

 

変わるかどうかは自分しだい

 今回の後輩には私は何度か説教をしている、しかし、彼は変わらない。

 他人がいくら何を言ったところで自分が変わらない限りはムダなのである。

 今回はかなり厳しく現実を突きつけるという事を行った。

 この現実を把握した上でどうなるかは彼次第である、現実を突きつけられて腐るか、それとも改善点がはっきりし、やるべき事が明確になったと考えるか。

 どちらに取るかで今後は圧倒的な差となる、後輩が後者を選んで前に進んでくれる事を望む。

独り言
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ミドフォーミニマリストの独り言

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