薬は病気を治さず、症状を抑えているだけ、治すのは自分

 私は医療従事者でもなんでもないが、体感した事を参考に紹介する。

 私は現在薬を何も使っていない(サプリは飲んでいるが、これは薬ではない)。

 以前はとある薬が手放せない生活をしていた、しかし、今はその薬も使う事はなくなった。

 どのようにして薬の無い生活に至ったのか。

 

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薬の使用がまた薬を呼ぶ

 以前の私は鼻炎で常に鼻が詰まっていた、この症状はかれこれ小学校4年頃からであるから10歳のころから何十年と付き合ってきた症状である。

 現在40歳、この記事を書いている今も鼻は70%ほどは通っている。

 鼻が詰まっていた頃は、毎日点鼻薬を数回点鼻していた。

 寝る前、起床時、日中の気づいた時、などという頻度である。

 このような生活からどうやって脱却したというと、簡単に言うと、薬を辞めたのである。

 今だからわかるが、薬を使用することで、さらに薬に依存する体を作るという循環ができてしまっていたのである。

 薬を使用した時だけ、鼻の孔(奥)が広がる、薬が切れると鼻は詰まる、そして薬でまた鼻を通す、この繰り返しである。

 薬は常に鼻の通りを良くするわけではなく、一時的に通りを良くするだけなのである。

 このことは、風邪薬などでも同じである。

 

薬でごまかし続けた結果、肺炎へ

 薬が体を治さない事に気づいた出来事が他にもある。

 勤め先の仕事で中国に出張した時、体調が悪くなり高熱が出た、中国で病院行くのも嫌だったため、同僚が持ってきていた解熱剤を飲んで、熱を下げて仕事を続けていた。

 そのうち体温が39度ほどになった時にさすがにダウンして、日程は残っていたが帰国する事とした。

 当時はサーズの流行の後で飛行機に乗る際は体温を測る行為が行われていた為、飛行機に乗る為にまた解熱剤を飲んでごまかしながら帰国をした。

 帰宅後、病院にいくと悪化した原因が明らかになった。

 肺炎である

 薬で熱をむりやり抑え込んで仕事をし続けた結果、病気はまったく治っておらず、結果肺炎という症状に至ったのである。

 このことで体感した、薬は自分の体を何も治していないのである、それどころか、症状がおさまっていると勘違いする事で症状を悪化させる事もあり得るということである。

 

体調が悪い時は飯食って寝る

 肺炎になったのは10年ほど前だろうか、そのころから薬というものに疑問を持つようになった、その後は体調が悪い時の対処方としては、一応市販の薬を飲んで症状をやわらげた上で、ご飯を食べまくって寝る、という対処法をとるようになった。

 この方法でちょっとした風邪なら1日ほど寝ればすっきり治る、結局体を治すのは栄養補給と自分自身の回復力なのである。

 

薬の使用を辞める

 鼻炎に関しては、とある時から点鼻薬の使用を辞める事とした、ただ、鼻が詰まっている為に最初は寝れなかった。

 どうしたか?簡単にいうと筋トレを始めたのである。

 当時公園を夜な夜な走っていた事があったのだが、ある事に気づいた、走っている間は鼻が通っているということに。

 この出来事の意味するところはなにか、自分の体が鼻の通りを無意識のうちにコントロールする事が出来ているということである。

 コントロールの仕方は不明であるが、自分の体は鼻を通す能力が備わっているという事に気づいたのである。

 他にも筋トレをしている時も鼻が通っている、そのような鼻の通る機会を増やせば自然に鼻が通るようになるのではないかと考えた結果、そのうち薬がなくとも鼻が通るようになってきたのである。

 自分の体は自分で変えられるのである。

 

大量に薬を飲む人とは

 ある時新幹線に乗っていると、隣の小太りの叔父様がこってりとした弁当を食べ始めた、飲み物は砂糖の沢山入ったカフェオレである。

 小太りになるには理由があるのだなと思って横目で見ていたのだが、食後に叔父様がおもむろに取り出したのは、大量の薬であった。

 そしてその大量の薬をカフェオレで体内へ流し込んでいたのである。

 たしかに、何の薬かはわからない、どうしようもない先天的な病気なのかもしれない、しかし、薬を飲む必要がある身がこってりした弁当とカフェオレを飲み、そして小太りな体型であり続ける事に矛盾はないのか。

 薬を飲む前にやれることはなかったのか。

 そんな事を今の私は思う、なぜなら、今の私は一部の薬は自分の体を何も治してくれない事を知っているからである。

 

一度冷静に考えてみては

 点鼻薬を数か月に一回5本入手するため、耳鼻科に通い続けた日々、数か月振りの通院の為、必ず医師の診察が必要であった、医師は言う。

 「調子はどうですか?」

 今なら思う、医師は知っていたはずだ、点鼻薬を使い続けている限り調子などよくなるわけがないと。

 根治させる方法を聞いたこともあるが、医師の提案はレーザーで鼻の中を焼いて穴を広げるという物であった。

 今なら思う、それは儲かるね、と。

 医者もビジネスである、ちょっと診察して薬を出すだけで売り上げがあがる、いつまでも薬漬けにすることで、定期的な売り上げが見込めるのである。

 売上を減らす根治方法を提案することはできないのである。

 

 というような考え方もあるということを、無駄な薬を飲み続けている人に少しでも知ってほしいと思う。

 もちろん、本当に必要な医療を受けている人もいるだろう、そのような人は専門家ではない私にはわからないが、私のように症状が軽めな人であれば、自分で病気は治せるという事を認識することで、突破口が見つかる事もある。

 自分で自分を治し、無駄な薬の消費を無くし、無駄な医療費を無くし、必要な税金が必要な人達へ使われる事を願っている、参考になれば幸いです。

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