名古屋遠征によりパジェロミニ(軽SUV)の偉大さを再確認する

 久しぶりに名古屋への用事があり、片道170kmほどの距離を4時間かけて下道で走行する実験の機会を得た。

 パジェロミニを入手してから初の片道100km以上の遠征である、果たしてパジェロミニは遠征に耐えられるのであろうか。

 

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下道であれば”さほど”問題はない

 いつものごとく、高速道路料金をケチる為に下道での戦いを選択した、距離は片道約170km、片道4時間の行程である。

 そもそも我がボロ車にはETCが付いていない為に高速道路に乗ろうという気すら起きない。

 平日かのように朝6時半頃から自宅を後にする、いつもの通勤経路を過ぎ去り、山道へと突入していくのであるが、問題が発生、

 ・上り坂ではべた踏みでも加速しない

 上り坂では4速でべた踏みしてもまったく速度が上がらず、むしろ減速していくのである、仕方なく3速に入れ替えて、回転数を4千~5千回転まで回してけたたましい音を立てながら坂道を登っていく。

 音はうるさいが3速でなんとか登れそうである、唯一の救いは5MTである事である。これがAT車であったら目も当てられない惨事が繰り広げられるであろう。

 ちなみに、我がボロ車のスペックはパジェロミニ後期型のノンターボ5MT、走行距離は14万キロである、ポイントはノンターボである事である、まったく坂道で加速をすることは不可能である。

 こまめにシフトチェンジをすることで坂道は攻略する事ができた、なんとかなるものである。特に違和感なく170kmを走破する事ができた。

 

乗り心地は悪くない

 パジェロミニはいわゆる軽SUVである、よって目線が高く運転のしやすい車である。目線が高いということは疲労感の低下にも寄与する。

 また、車高が高い為、サスペンションも固くなく段差などで激しく上下に揺らされ苦しむこともない。

 170km4時間の行程をさほど疲れる事もなく走破する事に成功した。

 これがNBロードスターであった場合は大変である、車高が低く、サスもやや硬めである。ついでに車内も狭い為に疲労感はかなりのものである。

 そのかわり運転は楽しいというプラス要素もある為に、トータルとしてはさほど疲労感に差はないのかもしれない。

 

車内で寝れる、はず

 今回は現地で酒を飲む予定である為に、車内で寝てから帰ろうという作戦である。アラフォーにもなってまでやる事では無いような気もしたが、パジェロミニになったことで一度試してみたい事である。

 NBロードスターでは車中泊はやろうという気にもならない、なぜならば、シートがまったく倒れないからである。

 パジェロミニであればシートはかなり倒れる為にシートで寝る事は容易であろう、寝れたかどうかは後日報告とする。

 寝袋も検討したのであるが、残念ながらパジェロミニはフルフラットにはならない為に、寝袋を設置するほどの広さは確保できなかった。洗濯機は乗っても人間が大の字になって寝る事はかなわないのである。

  引っ越しは出来ても、寝袋は設置できず、、無念である。

 実際にシートを倒して寝てみたが、、不可能である、とてもまともに寝れるものではない、車中泊は不可能だと思っていて間違いない、残念な結果であった。

山道の不安感も無し

 名古屋遠征での下道走行は冬季に通行止めになるような国道を走行するのであるが、たまに岩が落ちていたりして不安になる事がある、NBロードスターで山道を走っている時などは結構不安になるものである。

 しかしパジェロミニであればその不安感はほぼない、やったことはないが道なき道を走る事もできる(はずの)仕様の為、岩が落ちていようがなんだろうがまったく気にならないのである。

 道に迷って、さらに謎の山道を走る事もあったが、その際も軽SUVであればまったく気になる事はないであろう。

 意外なメリットである、これでタイヤをスタッドレスにすれば雪の不安もなくなるのであろう(私はスタッドレスを買う予定がないのでこの不安は消えないだろうが、、)。

 

軽SUVに死角なし

 このようにパジェロミニ、いわゆる軽SUVにはメリットが沢山あるのである、デメリットとしては、軽自動車である事やそれなりに狭い事、デザインに好き嫌いがある事であろう。

 ただし、2019年現在では新車で購入できる軽SUVはジムニーしかない(一応ハスラーもSUVと言っていいのだろうか?)。

 ジムニーであれば、私のボロパジェロミニのデメリットである、坂道を加速しないという問題は解決する、なんといってもターボ車であるからである。

 燃費もそこそこよさそうである(ただしMT車)、今狙うのであれば、前の型のジムニーを狙うのが一番であろう。

 パジェロミニよりも本格的なSUVであり、ターボ車であり、デザインもこなれている、ただ、値段はやや高めである。

 15年落ちであったり、20万キロ超えでやっと20万円~30万円程度である、まあ、それでも新車にくらべれば激安であろう。

 ぜひ軽SUVの激安中古車を検討してみていただきたい、メリットだらけである。

 その際にはぜひMT車を選ばれる事をお勧めする、古い車はMT車でないと燃費が劇落ちするし、MT車の方が楽しいからである。

 改めて軽SUVの良さを体感した長時間ドライブでありました、参考になれば幸いです。

 

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