最近知り合いの車に乗せてもらった、その車は23万キロを超えていた、乗っている感じではまったく問題なさそうである。
車種はホンダのEdix、ご存じだろうか? 1列3人乗りの2列で6人乗りというわけのわからないコンセプトの車である。
その人はこうも言っていた、、「30万キロまで乗ろうかな・・・」とのことである。
そうなのである、現代の車は壊れないのである。
23万キロ走行の車でのトラブルとは
上記の知り合いの車は23万キロ走行であるが目立ったトラブルはないとのことである、あったと言えばマフラーが錆びて穴が空いた、等の消耗品の摩耗である。
私の住んでいる地域は雪国であるので、凍結防止剤などで、どうしてもマフラーはダメージを受ける。
私の乗っていたコペンもそういえばマフラーが腐って突然落ちたものだ。。
ただ、トラブルというトラブルはマフラー関係のみだけだそうだ、そのほかはいたって普通に消耗品の交換だけであるらしい。
現代の車は明らかに頑丈になっている
私が子供の頃(30年前程であろうか)、当時は確かに路肩に車がよく止まっていた事があった、ボンネットを開けて煙を吹いているような状態で止まっている車である。
実際、私の親の車も突然水温計が上がり始めて、水を足しながら走り続けなければならないというトラブルに見舞われた事もある。
それがどうだろう、今や路肩に止まっている車といえばパンクした車のみである、煙を吹いている車などは皆無である。
私が大学生の頃(20年前)はまだ、エンジンから煙を吹いた人はいた、恐らくは20年以上前の車は明らかなトラブルに会う可能性が高かったのであろう。
今や、中国ですら煙を吹いて止まっている車は見ない、昔(10年前)はしょっちゅういた。
そうなのである、今や車は壊れなくなったのである、中国ブランドの車であってもである。
これからは激安中古車を買ってもよいということである
今こそ激安中古車を買っても問題ない時代に入ったのである。なぜなら、もはや車は簡単には壊れないからである。
10万キロ10年を超えた車はなぜか劇的に値段が下がる、ここを狙うのである、しょせん10年前の車である。
煙を吹いて止まっていた時代は30年前である、10年前の車はそんなことにはなりにくいのである。
新車と10年落ちの中古車の間には値段として数百万円の差を生むこともある、車としての機能、走る・曲がる・止まるは全く損なわない車が数百万円も安く買える可能性があるのである。
これを選ばない手はないのである。
それでも壊れる場合もあるが、、
現代の車でも確かに壊れる事はある、これは工業製品である以上避けられない事である、なるべく性能の均一な製品を作ろうとするが、どうしてもばらつきは生まれる、物によっては規格内ぎりぎりであるものもあるであろう。
いわゆる当たり外れというやつである、これだけはどうしようもない、ただ、私が思うに新車の状態で外れの車というのは修理されているわけであって(せっかくの新車だから直したがる)、中古車市場に並んでいる物は修理後の車である。
もしかしたら、中古車の方が壊れない車が多いのではなかろうかと考えてはどうだろうか、初期不良をスクリーニングされた車達かもしれない。。
家電製品も考え方は同じである、工業製品で一番不良が多いのは初期不良である、中古品で動作確認済み品というのは、初期不良品ではない物であるため、少なくとも初期不良のリスクはなくせるというメリットがある、という考え方もできたりする。
走行距離が多い方がトラブルが少ないという都市伝説
車はたくさん走った方がよい、という話を聞いたことがないだろうか?
知り合いの23万キロの車を見ていてその都市伝説は正しいのかもしれないと感じざるを得ない。知り合いは毎日片道40キロを通勤してくる人である、1年で2万キロを走破する、その結果、目立ったトラブルはないのである。
私の実感としても同じである、結婚していたころ私は毎日片道20キロを通勤していた車にトラブルは皆無であった(中古車)、しかし、片道数キロを通勤していた元妻の車はトラブルだらけであった(中古車)。
毎日ある程度の距離を走った方が良いというのは本当なのかもしれない。
となると、10万キロ10年超えという車は1年1万キロを走行しているのであって、しっかり距離を走っている頑丈な車であるという見方もできるのである。お買い得で頑丈、言う事無しである。
とにかく新車にムダなお金をつかうことはあるまい
というわけで、激安中古車の擁護をし続けたわけであるが、とにかく思う事は、お金を大して持っていない人が無理して新車を買う事に違和感を感じるということである。
いったい誰に騙されているのであろうか、手取り給料10万円代でなぜ200万オーバーの車を買おうとするのだろうか。
少しでも若者が騙されないように真実を広めてほしい物である、激安中古車に不安なし!
是非ムダなお金を車につぎ込む前によく考えていただきたい、参考になれば幸いです。
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