私は基本的に友達はいないのですが、あまり気にしたことはなかったわけです、ただ、最近読んだ書籍でちょっと思うところがありました。
・ナイルパーチの女子会
柚木麻子先生の作品、主人公は女性2人、お互いに友達の居ない境遇であったが、ブログをきっかけに出会ったはいいものの、もともと友達のできない二人には内面に問題があり、簡単に友人となれるわけではない・・・
というような内容。
この本を読んで思ったのは、、
・そいういえば俺も友達いないな。。。
ということ、本の中での主人公は友達を追い求めている、それは女性だから追い求めるのだろうと思って読み進めていると、途中で友達のいない男性の悲痛な叫びも出てくる。。
・男性も友達いないと悲惨なの??
という疑問も湧いてくる。。
思い返すに、大学を出て研修で社員寮に住んでいた時、GWになった時に実家に帰る人たちがたくさんいた、私は彼女がいたので(元妻)地元に帰るという行動をとったのだが、とある人は
・友達に会いたいから実家に帰る
ということを自然に口にしていた。私の感想としては
・男友達に会うためにいちいち遠い実家に帰るの??
という思いが頭の中をぐるぐる回っていた、、男性とはいえ、いつだって会いたいと思える友達、といった相手ができるのである。いつまでもおしゃべりしていられるようなお友達というのは女性だけの特権ではないようである。
私も高校生時代までは友達はいた、学校で一人で机に向かい続ける、というような状況ではなかった、ただ、彼女ができれば彼女を優先し、男友達は二の次、という状況であった。
大学生の頃は学校内での友達はできなかった、学生寮での友達はできたが、学校では一人でいる、という状況であったため大学にいるのは苦痛であった。ただ、幸いなことに大学へあまり行かなくとも卒業できるだけの要領は持ち合わせていたようだ。
大学の頃も彼女を優先し、男友達は二の次。
社会人になったころは、社員寮に住んでいたころは友達らしき人はいたが、社員寮から出たあとは友達はいなかった。
このような状況から大学時代から付き合っていた彼女(元妻)と結婚するわけだが、、となると、男友達がいない状況での結婚。私の友達は結婚相手兼用、というような状況になるわけである。
どこへ行くにも夫婦一緒、夫婦別々の行動をとる人たちがまったく理解できない状況であった。
友達は妻のみ、といった状況を15年続けた後、突然離婚して独りになったわけであるが、、男の友達がいるかというと、会社の同僚と飲みに行くことはたまにあるが、プライベートでどこかへ行く、というようなことはない事からもたいした友人とは呼べないであろう。
であるからして、基本的に朝食と夕食は独りである、15年間誰かと一緒に食べていた飯の時間を独りで過ごす事となる。
大変な変化で耐えられるのだろうか?という疑問もわいてきそうであるが、結論は
・時間が経てば慣れる
ということである、なんとも人間とは便利な生き物である、その時々の状況に適合できるのである。
独りで生きていく事に不安を感じる事が不安を巻き起こす、不安だと感じなければ不安は沈静化する、病気と一緒である、気の持ちようなのである。
人は独りでは生きていけない、これは真実である、友達と呼べる人がいなくとも、最低でも会話のできる相手がいれば問題はないのではないかと思う。
私の場合は、勤め先の仕事である程度の会話をするし、アルバイトでもある程度の会話をする機会がある、人との会話、という事象をある程度確保できていれば独りで生きていくことは可能であるだろうと思う今日この頃である。独りで生きていくことが不安な人の参考になれば幸いです。
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