ミニマリストがおこなった、車を購入するときに検討した事

 私は今でこそ激安中古車専門なのですが、以前は100万円以上する中古車を購入していました、ただし、その当時でも、様々な指標を用いて車の比較検討を行って、自分が欲しいと思う車を見出す努力をしていました。

 くだらない内容もありますが、、、参考にご紹介します。

 

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車体本体の償却費(月額費用)の算出方法

 車を購入するにあたり、私は車本体の償却費(月額にかかる費用)を1万円以下にする。ということを決めていました。

 その為に可視化した表がこちら・・・

車体価格償却費用表

 縦軸に車体費用をとり、横軸に車に乗る年数をとって、月額料金がいくらになるかを計算した表です。月額1万円以下で償却できる条件は青色に塗りつぶされています。

 例えば、100万円の車を月額1万円で償却しようとすると、8年乗る必要がある。ということになります。

 この表を作ることで何がわかるかというと。。

 240万円の車を買ってしまうと、月額1万円で償却するには20年も乗る必要がある!!ということが一目瞭然に突きつけられるのです。

 私の場合はロードスターを新車で買ったらどうなるか、、という視点でこの表を作ったのですが、新車だと240万円くらいしますので、20年も乗る必要があるのです、、当時35歳くらいでしたから、55歳まで同じ車に乗り続ける必要があるのです。(償却費用月額1万円は自分の中の絶対のルール)

 これは無理でしょ、、とあっけなく思い知る事ができますので、ちょっといい車を新車で買う、という選択肢をきれいさっぱり外す(諦める)ことができます。

 エクセルやGoogleスプレッドシートで簡単に作れるので、やってみてください、現実が理解できます。。

 

自分基準の車種格付けチェック

 何種類か車種のめぼしを付けて、価格や欲しい度、実用性などにポイントを振って格付けを行う、という謎な作業も行ってみました。

 その結果がこちら、、、

 駆動方式や燃費、車体価格や維持費、さらには乗車人数(当時は結婚してたので、、)と欲しい度の点数を付けて、当時欲しかった車種についてそれぞれ点数を付けて合計点を比較する、というような方法で、車種の格付けを可視化する、ということをしていました。

 結果として、中古のジムニーが最も点数が高い結果となっているのですが、、今思えば、なんとかしてロードスターをあきらめる為に作ったような表になっていますね。

 ということで、どうしても諦めざるを得ない場合にも、車種格付けチェックは有効だと思います。とは言え、私の場合は結果として、中古の激安ロードスター(30万円)にすることで、すべてをひっくり返したわけですが。。

 

燃費差は年数で比較する

 車の燃費が気になる方も多いと思いますが、燃費差については、車体価格差が何年でペイできるのかを可視化すると、あまり燃費にこだわる必要がない事に気づけます。

 こんな感じに計算します。。。

ガソリン代と燃費の良い車と悪い車の燃費を設定、さらには年間走行距離を設定し、年数が経つにつれ、どのくらい燃費によるガソリン代の差がついていくかを計算しています。

 今回であれば、燃費が18km/lと12km/lの車を比較し、ガソリン代は130円、年間走行距離を12000kmとした場合、10年でやっと43万円程度のガソリン代がペイできる、という計算になっています。

 このような謎の計算をした経緯は、S660とロードスターの価格差と燃費差を比較したからです。

 中古の激安ロードスターは30万円、S660の中古は安くても180万円、150万円の差が燃費差でうまらないかを確認したのですが、まったく相手にならない、ということが把握できています。

 このように燃費差というのは意外とペイしないものです、ハイブリッド車にするのか普通のガソリン車にするのか、というときにもこの方法で確認するのは有効です、ハイブリッド車の価格増加分をペイさせるにはいったい何年乗る必要があるのか?ということが把握できます。

 ちょっと計算式などを入れるのがめんどくさいですが、可視化して頭の中を整理するには有効な方法です。

 

すべては可視化して頭の中を整理するため

 というわけで、車を購入検討する際に検討した内容についてご紹介しました、簡単にまとめると、

・月額の償却費を決めると、どの程度の車が購入可能かがわかる

 まずは自分の購入可能金額を把握して

・各車種のメリットを点数化して格付けする

 車種のメリット・デメリットを可視化して選びやすくする。

・燃費の良し悪しに迷ったら、ペイする年数を算出する

 というような形で、様々な悩みを可視化することで、車の購入動機の整理ができます。

 

 車の購入はそれなりに大きな金額になりますし、維持費も膨大な金額になります、様々な指標を可視化することで、購入の動機や購入後の納得感向上につながりますので、参考にしてみてください。

 とは言え、私のオススメは激安中古車ではありますけどね、、日本車は優秀ですので、資源の有効活用の意味も込めてぜひ激安中古車で地球環境に貢献した気になっていただければと思います。参考になれば幸いです。

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