ミニマリストであることが、勤め人としての仕事に有益な影響を与えるのか?考えてみました。個人的には有益であると思いますが、どちらかというと、ただの仕事術のような話かもしれませんが、無理やりミニマリスト視点で考えてみます。
ミニマルな状態を維持するため、仕事が速くなる、かもしれない。
ミニマリストであるが故に(?)机の上や、メールBOX、仕事を多く抱え続ける事に違和感を感じます。ミニマルな状態が快適であるため、できるだけ早くミニマルな状態へ戻そうという気持ちがわきます。
例えば、机の上に資料が広がっている場合は、直ぐに資料を処理し、机の上に何もない状態へ戻そうとしますし、メールの未読件数が膨大になってくると、直ぐに必要なメールは返信・対応し、未読件数のないミニマルな状態へ戻そうとしますし、片付けるべき仕事が増えてきたら、できるだけ速く仕事をこなして、ミニマルな状態へ戻そうとします。
よって、自分の快適なミニマルな状態を維持するため、仕事をできるだけ速く処理しようと、努力をし続けます。
今ここにある必要の無い仕事は必要な場所へ移そうとするのです、いつまでも自分で抱えて、流れを止めてしまう方もいらっしゃいますが、ミニマリストであれば、必要のない物(仕事)をとどめておくことは不快ですので、あるべき状態へ戻そうと努力をし続けるような気がします。
いつも思います、問題をいつまでたっても先送りする人に限って、机の上がぐちゃぐちゃだなぁと・・・雑多な状態でも気にならない、ということなのだと思います。
資料もミニマルにしがちになる、かもしれない
よく仕事術で見られる、資料はA4一枚にまとめなさい、という意見がありますが、ミニマリストにとっては当然の行為です。
何ページにもわたる資料など見難くてしょうがないため、作る気がしませんし、見る気もしません。
パワーポイントなどの発表資料も同じく、文字だらけでミニマルでない資料を作る気も、見る気もしません。
できるだけ、ミニマルで分かりやすい資料を作成しようと、自然に心がけることができます。
ただ、契約書などの定型の書類はどうすることもできないので、本当に嫌な気分にはなりますが・・・どうにかならないものでしょうか、読みにくい日本語とハンコ文化、、、
製品を作る工数や、コストもミニマルにしたがる、かもしれない
ミニマリストは不要な物があることを好みませんので、無駄な工数(作業にかかる時間)や、無駄な部品などのコストがあることを好みません。
ですので、できる限りムダは省こうと努力します。ムダな会議などももちろん好みませんし、ムダな出張も好みません。経費もミニマルにしたがるかもしれません。
会社の備品もシェアでかまわない
私の勤め先では、椅子にテプラで名前を付けたり、ピンセットやはさみに名前を付けたりしたがる人たちがたくさんいます。
当然椅子もピンセットも会社の備品ですので、名前を付けるのはおかしな話なのですが、一般の方からすると、会社の持ち物をシェアして使う。という考え方ができないのかもしれません。
ミニマリストであれば、1つあれば間に合うものはシェアするのが当たり前ですし、個人個人がそれぞれ持つ必要が無いと考えます。
私に関して言えば、自分のデスクすら不要だと考えています。ただ、一般の方は自分のデスクを複数持つことになんの違和感も感じないようです。。私にとっては理解不能ですね・・・
勤め先にとってミニマリストが有益かどうかは、、わからない
というわけで、ミニマリストであれば、勤め先でも様々な工夫が自然にできるというお話をしましたが、ただ、会社にとって有益なのかどうかはわかりません、それは、評価をするのは自分ではなく、上司だからです。
速く仕事をすることが気にくわない上司がいるかもしれません、または、ぐちゃぐちゃでもいいから、時間がかかってもいいから、良いと思われる資料を作ってほしいと思うのかもしれません。
膨大な資料であっても中身が伴っていれば良いと思うかもしれませんし、会議が大好きな上司かもしれません。
会社の備品であっても自分の持ち物として専用使いをするのが普通だと思っているかもしれません。
というように、最終的に評価するのは自分ではなく他人ですので、ミニマリスト的仕事術が有益であるかどうかは、上司の考え方次第です。
ただ、今回ご紹介した内容は、ある程度よく出てくる仕事術につながる内容かと思いますので、私としては普段からミニマルに生きることで、勤め先の仕事にも応用できることがたくさんある、と信じています、少しでも参考になれば幸いです。
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