若き日の勤め人の思い出 仕事量が多い時にどうするか

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こんな時代もあった、今は暇である

 

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奥さんの友達が言ってたらしい。

「彼氏が仕事でイライラしてるから、会いたくない」

とな、それは凄く責任のある仕事でもしてるのかと思いきや、
普通の勤め人のヒラ社員。。

何でそんなイライラすんのって、仕事量が多いのでは?という事らしい。

この話を聞いて昔を思い出した。。

15年以上前だろうか・・・

当時は技術者派遣会社に勤めていたが、景気低迷でなぜかとある製造メーカーの
品質保証課に派遣されていた。
(技術者派遣会社って、、ウソやん、まあそれは良いけど)

あるグループ企業の携帯機器製品の部品を作っている会社に派遣されていた。

ある時期から携帯機器部品の完成品を作っている同じグループ企業より、
部品の不具合が多いから、常駐して何とかしてくれ、との依頼があり。

そこでなぜか派遣社員の自分が常駐する事に、
月曜日の朝に新幹線とバスを乗り継いで移動、金曜の夜に帰ってくる。という感じ。

その部品は、、、週に何回か何万個と中国から送り込まれて来て、、、
Lot別に工程に投入されて、不良率の高いLotは排除する。という流れになっていた。。。

まず、連絡がくる(常駐先の会社のお姉さん、、超事務的。。。)

「このLotダメなんで、倉庫から抜いてください」

・・・倉庫に行く、数万個の中から言われたLotの梱包箱を抜き取る。。。

確か、、一箱100個入りやったかな、、それが1パレット48個積んである
8段*3列*2列 みたいな配置で外側からLotが見える。

さてと、10パレットとかある中でから該当のLotを抜いていく訳ですが。。。

Lotバラバラに積まれてる。。。

しかも、見つけたと思ったら、一番下とか、、、上に積んであるの全部よけて、
一番下抜いて、で、また積み直す。。

そんな事を延々と繰り返す。。。

で、終わったと思ったら、またお姉さんが、

「このLotもダメだったんで追加で抜いてください〜」

いっぺんに言えや!! とは言えず黙ってまた同じ作業を繰り返す。。。

これだけでも不毛だが、まあこれはある程度の時間で終わる、箱の抜くだけなんでね。。

ある時、部品にこんな外観不良がありました〜、なんとかしてください〜

っつって、今度はお姉さんじゃなくて、お兄さんがやってくる。

・・・そのお兄さんは完全に目が死んでいて、顔色も悪い、完全に覇気が無い・・・

このお兄さんがくる時は恐らく上司から無理難題を言われた時である。
(ただその上司はそのまた上司から言われ、その上司はそのまた上司に、、、)

死んだ目でお兄さんは言う。。。

「明日も投入あるので、、、全部選別しましょうか・・・」

え〜っと全部か、、、ん?5万個ありますけど?

「はい、とりあえずやりましょう・・・」

箱を開けて、一個一個外観の確認をして行く訳ですね、、ちなみにこのお兄さんが
この内容を連絡して来たのは22時頃、、

どう考えても全部は無理なんだが、とにかく選別を開始する、そのお兄さんと自分の
2人で、、

1時くらいになると、、お兄さんのちょっと年上の先輩の方がやってきて手伝い始める。
(その先輩は要するに自分の仕事が終わったのは1時と言う事ですな)

どう考えても終わるわけのない物量を見て、その先輩が言った言葉がずっと忘れられない。

「全部終わらすのは無理なんだから、出来るとこまでやりゃ良いよ」

目の死んだお兄さんはこんな事絶対に言わないからすっかり忘れてたが、

そうなんです、できんもんはできんのです。無理なもんは無理。

どう考えても無理なもんに思いを巡らせて悩むなんてアホだと言う事をこの先輩に
気づかせてもらった(洗脳を解いてもらった)。。。この考え方がずっと忘れられない。

冒頭に書いた、奥さんの友達の彼氏のように、平社員が仕事量が多いっつって
イライラするのは非常にアホらしいですよ、そんな事で悩んだところで解決なんて
絶対しない、勤め人である限りね。

あ、ちなみに上記の無理な選別は3時頃に撤収、この時間の基準がいまだによくわからん。。
(で、次の日は8時半から仕事ね、工場だからね、、)

まあ、こんな話はいろんなところで転がってるんでしょうけど、本当に無茶しちゃ
いかんですよ、自分の場合は土日は帰れるんで平日だけでしたけど、これが土日も
休みなしになったら絶対体壊しますね。

・・・あの目の死んでたお兄さんはまだ生きてるんだろうか・・・

と言うことで、できん事や、どうしようもない事で悩むなんてアホらしいんで
もっと気楽に生きれば楽しくなりますよ、って事で。

 

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結局死んだ目をしてるのは俺だったということか。。

勤め人
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